焼き肉のメニューにあるハツの栄養素はすごかった

ハツとはどこの部位なのか

ハツは焼き肉屋や焼鳥屋でよく目にするメニューですが、どの部位かと聞かれると知らない人も多いのです。
牛や豚、鶏などの心臓のことを指す俗称です。
名前の由来は諸説ありますが、心臓を意味する英語のhearts、ハートの複数形でハーツが語源でそれが訛ったという説が有力です。
他にもココロと呼ばれることもあるようです。
心臓の筋肉は繊維が細いので肉厚で硬くてもコリコリとした歯触りの良い食感が特徴的です。
また、臭みもなく、脂肪分が少ないので比較的淡白のため様々な料理に幅広く使え、ホルモンのイメージがあまりなく、使い勝手の良い食材です。
ホルモンというと苦手な人もいますが、女性でも抵抗なく食べられる部位です。
味は固体が若い方が良く、柔らかいといわれます。

注目したいハツの栄養素

癖のないホルモンとして人気ですが、豊富な栄養素が含まれているので、日頃の食卓にも是非取り入れてもらいたい肉料理です。
例えば、エネルギー変換をサポートするナイアシンが含まれているので体脂肪を蓄積しづらくします。
また、二日酔いによる頭痛や吐き気の原因とされるアセトアルデヒドの分解を助けるので酒席の時は食べたいものです。
ビタミンCのはたらきを促進させる成分のパントテン酸が含まれています。
肌荒れなどの改善が期待されるので健康な肌づくりには有効的です。
健康な髪や爪などを作る助けをし、粘膜を保護のはたらきを助けるビタミンB2も含まれているので美容を気にする女性にはぜひお勧めです。
摂取したカルシウムが骨と結び付く事をサポート、骨の中のカルシウムの排出防止する働きがあるビタミンKもあります。
ビタミンAは、視覚機能と皮膚を健康に保つためにも欠かせない栄養素です。
また、粘膜保護の作用、鼻やのど、消化器などの健康維持にも重要な働きをします。
このように、体脂肪の蓄積を抑える、美肌効果、骨づくりのサポート、目の健康の維持と女性だけでなく、男性にも積極的に摂ってもらいたい食材なのです。

ハツは食材としても利用しやすい

ハツといえば、焼きとりか焼き肉といった焼いたり炒めたりする肉料理をイメージする人が多いでしょう。
淡泊な味なので他の食材とも相性がよく、ニンニクやショウガ、味噌等で味付けをすると美味しくいただけます。
その他にも炒めるだけでなく、圧力なべを使うと短時間で煮込み料理もできます。
下味を付けて揚げものにしてもまた違った食感で美味しいものです。
このようにハツは焼いても、炒めても、煮ても、揚げてもなんでも使える重宝な食材です。

高品質な肉を仕入れるなら、東京・品川の「乙川畜産食品」

7年前