シマチョウとは
牛肉は様々な部分を食べる事が出来ます。
ロースやひれなどもそうですが、内臓やホルモンもその一種で今回紹介するシマチョウもその一種でとても人気がある部位です。
簡単に言えば、大腸と小腸の部分を指していて、大腸は出口の部分で、小腸は入り口の部分を指しています。
シマチョウは見た目がしましまに見えるからこういった名前が付いたようですが、関西ではてっちゃん等と言われて親しまれています。
こういわれる原因としては、関西には在日コリアンが多く、韓国語で大腸が「テジャン」という意味になる事から、なまって付けられたといわれています。
特徴とその魅力
シマチョウは他の臓物と違っていくつかの特徴があります。
基本的に臓物系は脂分が少ない傾向にありますが、これはかなり脂分を持っています。
勿論ロースなどと比べればそれほどではないにせよ、それでも臓物系ではトップクラスでこの部分がおいしいお肉屋さんは、とても優秀なお店と言われているくらいです。
また、とても歯ごたえがあって噛めば噛むほど味が出てくるので、それによってお腹も膨れますからダイエットにもいいとまで言われています。
そのうえで、栄養価値が高いスタミナ食の傾向があります。
ビタミンB1や貧血にもいいとされるビタミン12等が多くスタミナにもダイエットにもいい素敵な食材になります。
カロリーで見てもお肉なのに低カロリーで、100gで200カロリー未満というコストで、しかもビタミンB2やコラーゲンが多く含まれているので美容にもうってつけです。
このように、ビールで飲んでもおいしく楽しめるのに、健康で美しくダイエットする上でも楽しめる素敵な存在というわけです。
どの様な料理が合うか
そんなシマチョウですが、どの様な肉料理に合うかと言いますと、まずは焼肉によく合います。
じっくりと脂がのって、歯ごたえがあるので先鋒の料理としては重要で、ビールと一緒にやれば最高の気分になるはずです。
次に、ダイエットを考えるならば焼き網で焼くというのも重要です。
じっくり焼くとその匂いで食欲がそそられますし、脂分を落とせるのでカロリーダウンにもあります。
他には、もつ鍋でも重要な役割を果たし、野菜や鶏肉と一緒に煮ると味が滑らかになるといわれています。
他には空揚げでもOKですし、炒め物などもあり、実際には様々な肉料理を楽しむ事が出来るのです。
皆様もこういったシマチョウを気軽に購入して、こうした料理を作ってみてその魅力を知って欲しいと思います。