牛の胃袋は4つある
牛の胃袋は4つあるのをご存知でしょうか。
それぞれの役割がありますが、今回はミノを紹介したいと思います。
この名称の由来は、開いた形にあるようで包丁を使いますと雨具にそっくりだからそういった名前が付いたようです。
胃の中で一番の大きさをしていて、重さは10キロ近くあり100リットル程度の容量があるスケールの大きさで、牛の胃の8割を占める部分になっています。
消化液を出すことはほとんどなく、胃の中に詰め込んで発酵をまつ臓物として扱われます。
ですから様々な料理法と、味わい方があるわけです。
どの様な味わいか
味としては、それほどしっかりとした味はなく、淡白さが大きな特徴です。
しかしそれは逆に言えば色々な味付けで変える事が出来るという事で、様々な焼肉屋さんが味付けに躍起になっています。
しかしだからと言って全く味がないわけではなく、コリコリとした食感とほのかな甘みは上品さを感じる事もあります。
また、こうした臓物系は匂いが心配な人も大勢いらっしゃいますが、匂いは少なく簡単な作業で下ごしらえをすればいいだけなので、料理を行う面でもかなり便利な食材です。
臓物系は歯ごたえが良いものが多いのですが、それに加えてジューシーで、味付けをした出汁が染み込むときが感無量ですし、それに唐辛子などの香辛料を入れれば、病みつきになる事間違いなく、こういった料理がっての良さと、数そのものの多さで扱いやすいという事に、大きな魅力が隠されています。
どんな料理が合うか
ミノを使った料理は、じっくり焼いてタレで味わうのが一般的な食べ方です。
独特のたれを使って食べれば実に最高の時間を味わえるわけですが、他にも魅力的なレシピが多数あります。
まずポン酢で味わうという物で、この場合はミノを数センチに切ってしっかりと煮ていきます。
それをお皿に盛って。
ポン酢で味わうととてもグッドです。
場合によっては下に氷を入れれば、夏場でも食べる事が出来ます。
次にお勧めしたいのが、ホルモン焼きでこれは夏場にお勧めの料理です。
ミノにニラレバやもやしなどをたくさん入れて、しっかりと炒めます。
炒めた後に油を入れて、焼きますと有益な夕食が出来ます。
栄養が豊富ですから、夏バテにも重要な助けになる事は明白でしょう。
このように、どの様な部分も肉料理に適し、我々の栄養になるわけです。
他にも様々な魅力がありますから、ぜひともしっかりと探求していって、こうしたホルモンを今後も愛していきたいものです。